ごあいさつ

dance on pointe では「身体に負担を掛けず、より自由により美しく身体を目覚めさせていく」レッスンを行っています。日本でよく見るスタイルのバレエとは違い、シュトゥットガルト バレエ団やパリオペラ座等のスタイルを基調としていますので少し地味な感じはありますが無理矢理「型に合わせる」という事はしません。例えば脚を外側に向けるポジション(5番と呼ばれています)で強引に脚を外側に向けて結局は膝から下あるいはつま先だけが外に向いている。といった光景を見かけます。形式美はもちろん大切な要因の一つですが人によっては持って生まれたボディーによる制約が大き過ぎる事があります。今動く範囲で、出来る事をしっかり身に付けながら少しづつ動く範囲を広げていくレッスンを心掛けています。たくさんある関節全てを意識する事は容易な事ではありませんが日常生活や授業、仕事等の無理な動きや負荷によって鍛えられた筋肉を少しづつ柔軟にして関節本来の動きを取り戻しながら、最近良く耳にする「インナーマッスル」を意識して「しなやかで強いボディー」を目指しています。日常生活や授業、仕事等で付いてしまう筋肉や姿勢はバレエにとって不利な事が多々あります。しかしこれらは必要不可欠なものでバレエの為に捨てる事は出来ません。では共存する方法は無いの? 日々のボディーケアの中にもその方法があります。このボディーコンディショニングの為にオリンピック最終選考会にも参加されたJOCスポーツトレーナーによる講習会も不定期ですが始めました。又、バレエの虜になってしまった人に欠かせないメンタルトレーニングも準備中です。バレエの中に生活があるのでは無く、人生の中にバレエがある、そんなお手伝いが出来ればと日々勉強しています。もちろん、プロのバレエダンサーを目指している方へのお手伝いも欠かしません。ローザンヌ・エスポワール賞受賞の渡部美咲先生のレッスンや、元シュトゥットガルトバレエ団員、イリ・キリアンのアシスタントとして活躍したクリスチャン・ファランガ先生の夏期レッスンを開催しています。又、宝塚音楽学校入試支援、個人レッスン、コンクールや留学のご相談等、できる限りのお手伝いをしています。
私は稽古場リニューアルの年に第一子を授かりました。高年齢出産だったので不安で一杯でしたが、自分のボディーを信じて出産を決意しました。マタニティーブルーも軽くて出産の2週間前までレッスンを続けました。破水から出産までは17時間!長い時間でした。分娩台に座ってしばらく経った頃に脚の向きが悪くて痛い事に気付いて脚の付け根からきちんと座り直しました。先生もびっくりするような体勢になりましたが、 あら? さっきまでの痛みはどこへやら?痛みも少なくしっかり力を入れることが出来て無事出産!幸せいっぱいなのですが産後のボディーはやはりすぐには戻ってくれません。産後は6週目からレッスンに戻ったものの、脚は上がらないし関節も思うように動いてはくれない。生徒さん達のボディーを羨みながらも「焦らないで!」と自分に言い聞かせて又一から始めました。育児や日々の生活で以前より筋肉が付いていますが、少しずつボディーが戻ってきていることが実感できています。バレエを続ける続けないという事に対してだけでは無く、生きていく上で「制約されない関節の動き」は大切です。育ち盛りの子供の身体は筋肉や靭帯の代謝も速く、骨格の成長を筋肉の発達が超えてしまうと様々な障害につながる事があります。又、大人の硬い関節を無理に動かすと靭帯そのものを傷つけてしまう事があります。大人も子供もバレエによって人生が制約を受ける事は避けなくてはなりません。一進一退の日々でも何時かは日進月歩「柔軟でしなやかなボディー」に少しでも近づけるよう、地味でまじめなレッスンかもしれませんが少しでも 楽しい と感じて頂けるよう考えています。 楽しみ、の一つとして年に一度発表会と勉強会を交互に開催しています。発表会はバリエーション等の一人や数人で踊る「コンサート」と「白鳥の湖」等の「幕モノ」を。勉強会は少し上のレベルの曲を踊ります。2015年度は「チャレンジコンサート」と題して「好きな曲を踊る!」会を開催しました。今までの発表会、勉強会の内容は「教室情報」をご覧下さい。いずれの会も衣装、美術、音楽、照明等バレエを熟知したプロのスタッフと一流のダンサーと全員で一緒に作品を創れるように演出を心掛けています。最近の社会的事情により詳細な写真は掲示できませんが会の様子や稽古風景の写真を掲載する予定です。

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